初めてのことって分からないことだらけ…。
「初めてクルマ買います!」ってお客さんを何度も担当したけど、ほとんどの方は親や身近な先輩とかに相談しますよね。
でもに車の売買ってそこまで頻繁にしているワケではないので、1から10まで分かっているということはなかなかありません。
その為相談するにもポイントを絞って相談できた方が良いと思いますので、今回は簡単に納車までの流れを書いておこうと思います。
1.まずは車種を決める
基本的なことですが、欲しい車を決めましょう。
前提として自分の生活スタイルに合った車を選ぶのが理想です。
例えば通勤に使うのであれば燃費は重要でしょうし、駐車場が狭かったり天井が低かったりしたらそこに収まる車しか乗れません。
釣りやスノーボードをする予定がある人であればSUVとかステーションワゴンの4WDが無難でしょう。
2.予算を決める
大体の車種が決まったらネットで中古車情報サイトを検索してみてください。自分が欲しい車がどのくらいの予算が必要か分かるはずです。
もし欲しい車が人気の車種だったとしたら、あまりお得感は感じないかもしれないませんね。ただどんな車にせよ一つ言えることは中古車は「安物買いの銭失い」ということが良くある。
サイトで安い順に並び替えたとき一番安く出そうとするお店は多いですが、それなりにリスクがあることを憶えていてくださいね。
3.問い合わせしてみる
メールでお店に問い合わせできるので、気になるところを聞いてみましょう。
この時見に行けない距離だとしたら、箇条書きで気になるところを質問するといいですよ。
実際僕自身が問い合わせを受ける側でしたが、中には「乗り出しいくら?」とだけ書かれていたことも少なくありませんでした。
これだとあまりホットなお客さんじゃないなと判断してしまうので、コンディションが良い車でも特におススメすることはなかったですね。
あと絶対やってはいけないのが、無差別に問い合わせメールを送ること。
一回に10台分くらい送ってきて、メールを返しても何の返答もなし。車種もバラバラで何が欲しいのか分からない謎のお客さんがいました。何度も続いたので最終的にはブロックしてやりましたが。
もしかしたらどっかの同業者の嫌がらせだったのかもしれません。
4.現車を確認する
さて、問い合わせメールを送り予算的にも問題なければあとは現車のチェックだけです。
見れるところ、動かせるところは全部チェックし気になるところは都度質問しましょう。
ここで理解してもらいたいのは、今検討している車は他の誰かも検討している可能性が高いということです。
見てから検討するとしてもその間に売れてしまうこともあるので、商談中として取り置きしておくのであれば手付金を支払ってからじっくり検討した方が無難です。
ちなみに契約しなかった場合、手付金は原則戻りませんのであしからず。
5.契約する
車も問題なし、金額もOK!
であれば契約条件を確認し書類にサインと印鑑を押しましょう。契約書は非常に大事なので車を手放すまで保管して下さいね。
6.お金を払う
現金にしろローンにしろ頭金を入れてほしいと言われるはずです。
もし引き渡しまで払いたくないということであれば担当営業と交渉してください。向こうが折れてくれれば希望通りになると思います。
また未成年はローンを組めないので、お父さんかお母さんを連れていかないと話が進みません。
7.書類を手配する
お金を支払うのと同時進行で自動車の登録に必要な書類を準備します。
下の3つの書類があれば自動車の名義変更は可能です。
・印鑑証明書
・委任状
・車庫証明書
自動車の場合、所有者と使用者の名前が入りますので未成年の場合は親に頼んで所有者になってもらいましょう。
自動車税の支払い通知が届きますが、同居していれば特に問題ないと思います。
8.納車
お金も払い書類も預けたら後は待つだけです。
初めての車であれば、納車前に自動車保険に加入しましょう。自賠責保険という強制保険もありますが、賠償金額に上限があり万が一人を撥ねてしまったらとても足りません。
その為任意保険という別な保険が必要です。任意と言ってますがこちらは絶対加入しないといけません。
こうしてようやくマイカーが届きます。
そしてカー用品店に行って好きなグッズを買えば準備憧れのカーライフの始まりですよ。
最後に
車が必要な方であれば必ず乗り換えの時期がきます。
その時に新車なのか中古車なのかは分かりませんが、一番大事なのは自分のライフスタイルに合った車を選ぶことです。
そして中古車であればちゃんと対応してくれるお店を見つけること。
毎回同じ担当営業がいいということであればディーラーに行くのが無難かもしれません。なぜなら中古車販売店もそこそこ離職率が高く、次回お店に行ったら担当が辞めていたなんてこともあるからです。
上記の8ステップは車というよりお店とのやり取りがメインになるので、問い合わせや口コミなどでぜひ良いお店を見つけてくださいね。
ではまた。
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